介護を理由に「仕事を辞めるしかない」と思ったことはありませんか?
私自身、母の介護で心身ともに追い詰められ、会議中に何度も電話が鳴り響き、同僚の視線に耐えられなくなる日々がありました。
それでも辞めずに済んだのは、「住宅改修」「自立支援医療」といった制度を知り、活用できたからです。
この記事では、実際に制度を利用した体験を通して、仕事を続けながら介護を両立するためのヒントを本音でお伝えします。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
制度を使う前と後の変化(仕事への影響に焦点)
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介護制度を使う前と後では、仕事への影響が大きく変わりました。
制度を利用することで、時間や心の余裕が生まれ、仕事に向き合う姿勢も改善された体験を紹介します。
項目 | 制度利用前 | 制度利用後 |
---|---|---|
職場での集中度 | 会議中に電話が鳴り対応に追われ、周囲に気を使い集中できない | デイケアや医療サポートにより、母の生活が安定し電話頻度が減少。仕事に集中できる時間が増えた |
キャリア継続 | 「辞めなければ介護は無理」と思いつめ、退職を考える | 経済的負担が軽くなり、働き続ける選択肢を守れた |
メンタル | 仕事でも家でも「追い詰められる」感覚が強い | 制度を活用することで「自分だけで抱え込まなくてもいい」と気持ちが前向きに |
家族との関係 | 夜中の電話対応や介護のしわ寄せで家庭もピリピリ | 制度の活用で負担が分散され、家族との時間に余裕ができた |
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制度が仕事を守ってくれた

もし制度を知らなかったら、私は確実に仕事を辞めていたと思います。
夜中も昼間も絶えず続く母の不安の声に対応しながら、職場では責任を果たす──そんな生活は限界でした。
けれど
- 住宅改修で生活の安全を整えること
- 自立支援医療で医療費の負担を減らすこと
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本音のまとめ

介護と仕事の両立に正解はありません。私自身も悩み、迷いながら制度を使い、本音で向き合ってきました。同じ状況にいる方へ、少しでも参考になれば嬉しいです。
・制度を使わないままでは「仕事か介護か」の二択に追い詰められていた
・制度を知り、利用したことで「両立できる道」が見えた
・「制度を知ることはキャリアを守ること」
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