新規顧客との品質基準の擦り合わせ方|検査・4M変更・商流の注意点

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新規顧客との取引では、お互いの「当たり前」が違います。外観基準、はんだ付け基準、4M変更申請の基準——自社では常識でも、相手にとっては違うことが珍しくありません。この記事では、新規取引を始める前にやっておくべき品質基準の事前擦り合わせについて、検査項目・不良品ルール・商流の注意点・工場監査まで、現場経験をもとに解説します。

うし
うし

高品質でロスの少ない製品をつくるには、
品質に関して事前に明確な打ち合わせを行い、
試作から量産へ移行する事が重要です。

うし
うし

ビジネスではお互いに

Win-Winになる事がお互いに幸せなことですからね。

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プリント基板品質基準擦り合わせ

機能検査

プリント基板品質に関してお互いに運用している品質基準から擦り合わせを行い
品質基準を明確にして委託製品の品質条件を明確にする必要があります。

うし
うし

生産側では良品判定していても受入れ側ではNGで返品等の
トラブルを事前防止する必要があります。

うしこ
うしこ

はんだ付けだけに限らず
板金部品などの外観基準も事前に擦り合わせする必要があります。

うし
うし

このような擦り合わせする場合は
品質保証部門、生産技術部門、生産管理部門、営業部門の参加が必要です。

うしこ
うしこ

様々な部門連携により運営されることが必要になり
社内共有も重要なポイントです。

検査項目の確認

基板修理

プリント基板生産時に検査する項目の確認が必要です。
 ・SPI検査
  →クリームはんだ印刷検査
 ・AOI検査
  →自動外観検査
 ・外観目視検査
  →はんだ付け目視検査
 ・ICT検査
  →実装部品検査、電源/GNDの測定箇所
確認
 ・機能検査(FCT)
  →基板仕様の動作をさせて問題無いか検査

製造業の現場力とマネジメント

不良修理、解析、返却ルールの取決め

製品を納めた場合に受入れ検査や実機検査で不具合が発生した場合の取決めも重要です。
生産側の検査ではPASSしても受入れ側でNGになる場合もありますので重要です。
 部品  :支給部品がある場合の不具合報告ルート確認。
 検査  :生産側で再現するのか検証
 修理  :修理した場合の修理履歴、保管期限
 解析  :解析情報の共有方法について
 定期会議:品質定例会議の開催有無、開催間隔の設定

4M変更基準の確認

初物確認

4M変更申請ルールも必要な場合が必ずあります。
お互いに認識違いが発生しないように事前に確認しましょう!
当たりまの4M変更がパートナー側では要否が違う場合が多々あります!

商流によるタイムラグを防止する

取引ルート

商流により問い合わせルートが変わります。
ものつくりは非常にスピーディーになっており、情報伝達も重要になってくる。
非常時の連絡ルートを確立しておく必要がある。

2社間の取引

2社間取引の場合、問い合わせ内容により連絡ルートが変わる。
社内それぞれの部門が独立して動くのか内容により複数部門との情報共有も必要になる。
お互いの部門間のみの情報共有、調整となるのが注意点になる。
 ・デリバリー:生産管理
 ・変更処理 :生産技術、営業部門
 ・品質情報 :品質部門
 ・価格改定 :営業部門

代理店経由案件の注意点

代理店経由ビジネスの場合は生産側では各部門から代理店担当のルートが基本である。
その場合、代理店担当が捕まらない場合もあるのが非常に怖い。
生産側と代理店の連絡ルートを確立する必要性がある。
共有ファイルでの管理を行い、連絡漏れが無いよう最善の注意が必要です。

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顧客による工場監査

会議

試作/量産からの移行時期には必ず、工場監査を行う必要がある。
実際に工場を見て頂き、工場レベルや管理レベルを確認して頂く。
各部門での顔合わせ的な面からも工場監査は必要です。

内容的にはISO監査と類似した内容になるので
普段の監査と同じように説明し確認頂く事で信頼関係が構築されれば
お互いにハッピーである。

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この記事を書いた人

現場・生産技術・法人営業・マネジメントを経験。
机上の空論ではなく「現場で役立つ知見」を発信。
・昇格したばかりの課長としての奮闘記
・現場改善・AI活用の実践例
・人間関係・キャリアの悩みへの具体的な解決策
・介護と仕事の両立経験からのリアルなヒント

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