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SMT工程における品質安定化は、現場の永遠のテーマです。「どうもクリームはんだの抜けが悪い」「印刷量がロットによってバラつく」……その原因、もしかするとメタルマスクの開口設計に潜んでいるかもしれません。
多品種少量で日々の段取り替えが多い現場では、不具合が起きてから対処するのではなく、設計段階や条件出しの時点でサクッとリスクを評価しておくことが重要です。そこで今回、現場で手軽に使えるブラウザアプリを作成し、BOOTHにて販売を開始しました!
メタルマスク開口 アスペクト比計算ツール
本ツールは、SMT工程で極めて重要な「メタルマスク開口のアスペクト比(AR)」を、板厚と開口寸法を入力するだけで瞬時に計算・判定してくれるツールです。
👉 [BOOTH販売ページ] はんだ印刷不良を防ぐ!メタルマスク開口 アスペクト比計算ツール https://delpie.booth.pm/items/8169311
【アスペクト比(AR)とは?】 アスペクト比は、以下の式で求められます。
- アスペクト比 = 開口部側面積 ÷ 開口部面積
この値が小さいほど、クリームはんだがスムーズに抜けやすく、転写性が安定します。実務におけるガイドラインとしては、AR ≤ 1.6 がひとつの目安となります。
【ツールの特徴】 現場での「使いやすさ」にこだわって設計しました。
- 3つの形状に対応
- ● 円形(開口径を入力)
- ■ 矩形(幅・長さを入力)
- ◼ 正方形(辺長を入力)
- 視覚的にわかる判定機能 入力と同時に、AR値をゲージで表示します。
- ✔ 良好(AR ≤ 1.6): クリームはんだが問題なく抜ける状態
- ⚠ 要注意(1.6 < AR ≤ 2.0): 転写不良のリスクあり。印刷条件の確認を推奨
- ✘ 不良リスク高(AR > 2.0): 設計の見直しを推奨
- インストール不要・完全オフライン動作 HTMLファイル1枚の構成です。ダウンロード後、PCやスマホ、タブレットのブラウザで開くだけですぐに使えます。社内ネットワークの制限が厳しい現場のPCでも問題なく動作します。
【こんな方におすすめです】
- SMT工程の品質担当・技術者の方
- メタルマスクの開口設計を担当されている方
- はんだ印刷不良の根本原因をスピーディーに調査したい方
- 設計・試作段階でアスペクト比の妥当性を確認したい方
【ご利用にあたって】
- 計算結果はあくまで参考値です。実際の印刷品質は、使用するペースト・印刷機・板厚・マスク材質等の環境により異なります。
- 社内研修や教育目的でのご使用は自由です。(※再配布・改変しての再販売は禁止しております)
はんだ印刷の歩留まり向上や、現場でのトラブルシューティング、あるいは若手への技術教育ツールとして、ぜひ活用してみてください!
▼詳細・ご購入はこちらから▼ https://delpie.booth.pm/items/8169311
現場の知恵とデジタルツールを組み合わせて、より強いモノづくり現場を作っていきましょう。
開口が大きすぎるとブリッジにつながります。原因の切り分けはこちら。
▶ はんだブリッジとは?手はんだ・リフロー・フロー別の原因と対策
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アスペクト比を改善しても印刷が安定しないときは
開口寸法が適正でも転写率が上がらない場合、原因はマスク側ではなく印刷条件(スキージ圧・版離れ速度)やマスク裏面の汚れにあることが多いです。次の記事で切り分けられます。
▶ クリームはんだ印刷|地味だが品質を決める「基板実装工程の心臓部」
▶ 基板の清掃に使う無塵紙(Dusper)の選び方
▶ クリームはんだの選び方完全ガイド|種類・保管・品質安定のコツ

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