簿記3級ネット試験の申し込み方|統一試験に間に合わない人へ、48歳の合格者が解説

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簿記3級ネット試験の申し込み方。予約は受験日の3日前まで。パソコンの試験会場で問題を解く男性

「11月15日の簿記3級の統一試験、申し込みを忘れていた」

「日程が仕事と合わない。次の統一試験まで待つしかない?」

そんな方に、先に結論を書きます。

統一試験の申し込みを逃しても、ネット試験なら受けられます。 ネット試験は随時受け付けていて、受験日の3日前までに予約すれば受験できます。

11月15日の統一試験(第174回)の申し込みは、各商工会議所で9月下旬〜10月中旬に締め切られています(締切日は会場ごと)。次の統一試験は2027年2月です。日付はお住まいの商工会議所で確認してください。しかも、その前後(2027年2月22日〜3月3日)はネット試験もお休みです。

そして、2026年11月9日〜11月18日も、ネット試験はお休みです(11月の統一試験の前後のため)。今から受けるなら、この期間を避けて日を決めてください。

私は製造業で働く会社員です。経理の経験はありません。48歳のとき、簿記3級をネット試験で受けて、1回目で合格しました。点数は80点台です。

この記事では、

  • ネット試験の申し込みの流れと、予約・変更・キャンセルの期限
  • 当日の持ち物
  • 受験料
  • 統一試験との違い
  • 私が受けたときの体験(予約から結果まで)
  • 時期の注意(休止期間・2027年4月の配点変更)

を、まとめて書きます。公式の事実は日本商工会議所の案内(2026年10月28日に確認)で書き、私の体験は分けて書きます。

この記事の目次(クリックでジャンプ)

結論|申し込みを逃しても、ネット試験なら受けられる

ネット試験は、会場のパソコンで受ける試験です。公式の案内のポイントは次のとおりです。

項目公式の案内
受付随時(決まった試験日はなく、自分で日時を選ぶ)
予約の期限受験日の3日前まで
変更・キャンセル受験日の3日前までマイページで。過ぎると一切できない
受験票発行されない(マイページと予約完了メールで確認)
試験時間60分
合格70点以上
結果その場で自動採点され、合否が分かる
休止期間2026年11月9日〜18日/2027年2月22日〜3月3日

統一試験は、年に決まった日しか受けられません。ネット試験は、自分の予定に合わせて日を選べるのがいちばんの違いです。

私がネット試験を選んだ理由も、日程が選べるからでした。

ネット試験の申し込み手順と期限

申し込みの流れ(インターネット申込方式の場合)

ネット試験の申し込み方は2つあります。ここでは、ネットで申し込む「インターネット申込方式」の流れを書きます。

  1. マイページを作る(最初にここから)
  2. 受ける会場と日時を選んで予約する(受験日の3日前まで)
  3. 受験料を支払う(クレジットカード、またはコンビニ/Pay-easy)
  4. マイページと予約完了メールで確認する(受験票は発行されない)

コンビニ払いを選んだ場合は、申込日から3日目が支払いの期限です。期限を過ぎると、予約は自動でキャンセルされます。

受験票は届きません。日程・会場・注意事項は、マイページや予約完了メールに出ます。当日までに一度見ておくと安心です。

もう一つの「会場問い合わせ方式」は、試験日を各会場が決めます(定期的に開く会場と、随時の会場があります)。申し込み方や支払い方は会場ごとに違うので、受けたい会場に直接確認してください。

予約・変更・キャンセルの期限

ここは間違えやすいので、もう一度書きます(インターネット申込方式の場合)。

  • 予約は、受験日の3日前まで
  • 変更・キャンセルも、受験日の3日前までマイページで
  • 3日前を過ぎると、変更もキャンセルも一切できない

たとえば11月8日に受けるなら、予約は11月5日までです。11月9日からの休止期間の前に受けたい方は、早めに会場の空きを見ておくと安心です。

会場は予約のときに選ぶ

「簿記3級 ネット試験 会場」で調べる方も多いと思います。インターネット申込方式では、会場は予約のときに、受けられる会場の中から選ぶ形です。

私が受けた会場は、パソコン教室のような場所でした(会場の名前は書きません)。

当日の持ち物と、会場のルール

公式の案内に出ている持ち物とルールは、次のとおりです。

  • 本人確認証:ないと受験できません。受験料も戻りません
  • 電卓:計算機能だけのもの。持ち込める機種は公式の案内で確認してください。そろばんは使えません
  • メモ用紙とボールペン:A4サイズのメモ用紙2枚とボールペンを、会場が用意します。自分のノート類は持ち込めません
  • 持ち帰れるもの:使ったメモ用紙は回収されます。問題は画面に出るので、持ち帰れる用紙はありません

いちばん大事なのは本人確認証です。忘れると受けられず、受験料も戻らないので、前の日にカバンに入れておいてください。

受験料|3,300円+事務手数料

受験料は、公式の案内では次のとおりです。

  • 3級:3,300円(税込)
  • これに事務手数料がかかります(施行機関により0円〜550円)

事務手数料は、会場を運営する機関によって変わります。合計の金額は、申し込みの画面で確認してください。

キャンセルについても、公式の案内を書いておきます。

  • 決済したあとのキャンセルは、キャンセル手数料(1,000円+税)がかかる
  • 欠席した場合は、返金されない

もう一つ、統一試験とかけもちする方への注意です。統一試験を申し込んだあとに、ネット試験で合格しても、統一試験の受験料は返金されません。 日程の決め方は、先に整理しておくと無駄がありません。

統一試験との違い|変わるのは「受け方」だけ

範囲・難しさ・合格基準・資格の価値は同じ

公式の案内では、ネット試験と統一試験は出題範囲・難易度・合格基準が同じで、同じ価値の資格とされています。履歴書の書き方も同じです。

「ネット試験は難しい?」と気になる方もいると思いますが、公式には難易度は統一試験と同じです。参考に、公式が出しているネット試験の合格率を並べます。

期間ネット試験の合格率(3級・公式)
2026年4〜6月44.5%
2025年度40.8%
2024年度38.6%
2023年度37.1%
2022年度41.2%

出典:日本商工会議所「受験者データ」

簿記3級そのものの難しさ(私がつまずいた所)は、こちらに書いています。

→ 簿記3級は難しい?FP3級との違いを経理未経験の48歳が答えます

違うのは「その場で採点」と「デジタル合格証」

受け方で違うところは、主に次の点です。

項目ネット試験
日程随時。自分で選ぶ
結果試験が終わると、その場で自動採点され合否が分かる
スコアレポート紙でもらえる
合格証デジタル合格証(PDF)。紙のカード型の合格証はない

紙の証明書がほしい場合は、商工会議所に相談する形で、別に手数料がかかります。

経理の仕事ではない私が、取ったあと何に役立ったかは、こちらにまとめています。

→ 簿記3級は意味ない?経理じゃない私が取って、管理職になってから効いたこと

私がネット試験を受けたときの体験

ここからは、私の体験です。受けたのは数年前なので、今の仕様は上に書いた公式の案内で確認してください。

予約|公式サイトからネットで予約した

申し込みは、公式サイトからネットで自分で予約しました。日程が選べるのが、ネット試験を選んだ理由です。

勉強は独学で約4か月。毎朝1時間早く起きて1時間勉強し、平日の昼休みに30分勉強しました。合計で約160時間です。

当日|パソコン教室のような会場。計算用の紙をもらえた

会場は、パソコン教室のような場所でした。

当日は、メモ・計算用の紙をもらいました。 パソコンで受ける試験でも、手で書いて計算する紙はありました。今も、メモ用紙は会場が用意する決まりです(上の「当日の持ち物」を参照)。

持ち物は、事前に調べて準備していったので、当日に困ることはありませんでした。

解く順番は、本番の前に決めていました。第1問→第2問→第3問の順番どおり、分からない所は飛ばす、です。60分の使い方はこちらに書いています。

→ 簿記3級の配点と時間配分|2027年4月の変更と私の解く順番

結果|その場で分かって、嬉しかった

ネット試験は、終わるとその場で結果が分かります。

合格が分かったときは、嬉しかったです。努力が報われたと感じました。

その場で分かるから、次にすぐ動ける

その場で結果が分かるのは、結果が早くて良いと思いました。

もしダメだったとしても、次にすぐ行動できるからです。

私が使った本(PR)

私が勉強に使った教材は、次の3冊とスマホアプリです。

※私が使ったのは受験した当時の版です。今の版は内容が変わっている場合があります。スマホアプリは「パブロフ簿記」を使いました。

時期の注意|休止期間と、2027年4月の配点変更

ネット試験が休みになる期間

ネット試験は、統一試験の前後にお休みがあります。公式に出ている期間は次の2つです。

休止期間理由
2026年11月9日(月)〜11月18日(水)11月の統一試験の前後
2027年2月22日(月)〜3月3日(水)2月の統一試験の前後

「統一試験に間に合わないからネット試験で」と考えている方は、ちょうどこの11月の休止期間とぶつかりやすいので注意してください。今から受けるなら、

  • 11月8日までに受ける(11月8日に受けるなら、予約は11月5日まで)
  • 休み明けの11月19日以降に受ける(11月19日に受けるなら、予約は11月16日まで)

のどちらかになります。どちらの場合も、予約は受験日の3日前までです。

なお、年末年始の休みについては、公式の案内には書かれていませんでした。年末年始に受けたい方は、予約の画面で空きを確認してください。

2027年4月1日から、3級の配点が変わる

もう一つの注意は配点です。2027年4月1日から、3級の配点が第1問45点・第2問25点・第3問30点に変わります。 ネット試験にも適用されます。

2027年3月31日までに受ける場合は、これまでの配点です。ネット試験は日を選べるので、「どちらの配点で受けるか」も自分で決められます。くわしくはこちらに書きました。

→ 簿記3級の配点と時間配分|2027年4月の変更と私の解く順番

今日できること

申し込みを逃したと気づいた今日が、動き出すのにいちばん早い日です。今日できることを、小さく3つに分けました。

  1. 公式のネット試験のページを開いて、マイページを作り、会場と空いている日を見る(予約は受験日の3日前まで)
  2. 受ける日を決める(11月8日までか、11月19日以降か。2027年3月31日までか、4月以降か)
  3. 仕訳を1問だけ解く(第1問は仕訳で、配点がいちばん大きい問題です)

仕訳でつまずきやすい所は、こちらにまとめています。

→ 簿記3級の仕訳の覚え方|前払費用・未払費用・前受収益・未収収益でつまずいた48歳が、くり返しで越えた話

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まとめ

  • 統一試験の申し込みを逃しても、ネット試験なら受けられる(随時受付・受験日の3日前までに予約)
  • インターネット申込方式は「マイページを作る→会場と日時を予約→支払い→マイページ・メールで確認」。受験票はない
  • 変更・キャンセルも受験日の3日前までマイページで。過ぎると一切できない
  • 持ち物は本人確認証と電卓(計算機能だけのもの)。メモ用紙A4×2枚とボールペンは会場が用意し、持ち帰れない
  • 受験料は3級3,300円(税込)+事務手数料(施行機関により0円〜550円)。決済後のキャンセルは手数料1,000円+税、欠席は返金なし
  • 出題範囲・難易度・合格基準・資格の価値は統一試験と同じ。結果はその場で分かり、合格証はデジタル(PDF)
  • 2026年11月9日〜18日と2027年2月22日〜3月3日は休止。2027年4月1日から3級の配点が変わる
  • 私は48歳・経理経験ゼロで、公式サイトからネットで予約して受け、1回目で合格した。その場で結果が分かり、努力が報われたと感じた

私は、両学長の「今日が一番若い日」という言葉に共感しています。申し込みを逃したことに気づいた今日が、次の一歩を決めるのにいちばん若い日です。まずは公式のページで、受けられる日を一つ見つけてみてください。

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この記事を書いた人

現場・生産技術・法人営業・マネジメントを経験。
机上の空論ではなく「現場で役立つ知見」を発信。
・昇格したばかりの課長としての奮闘記
・現場改善・AI活用の実践例
・人間関係・キャリアの悩みへの具体的な解決策
・介護と仕事の両立経験からのリアルなヒント

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