中間管理職の板挟みがつらい|無理だと分かる指示を部下に伝えた課長の本音

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「中間管理職の板挟みがつらい」「上と下に挟まれて、どうしたらいいか分からない」

そう検索して、ここに来られたのだと思います。

私は製造業で35年働いていて、いまは現場の課長です。先に正直に書いておきます。どう考えても無駄で、無理で、うまくいかないと分かっている内容を、部下に「進めてください」と説明したことがあります。

この記事では、そのとき私が考えたことと、やったことを書きます。

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先に答えます。板挟みはなくせません。だから一人で抱えないことです

中間管理職は、上で決まったことを現場に伝える立場です。上の決定は、自分では変えられないこともあります。板挟みそのものは、なくせません。

私は、思っていることを部長に伝え、家でも話しました。部長からは「上層部の考えがある」と言われましたが、一人で抱えないことが、私にできたことでした。

私が板挟みになった場面

上から降りてきたのは、どう考えても無駄で、無理で、うまくいかない内容でした。それを、部下に進めるように説明しなければなりませんでした。

本音を言いたいと思いました。でも、部下の前では言わずに説明しました。

一番つらかったのは「うまくいかないのが分かっている」こと

つらかったのは、うまくいかないのが分かっていることです。分かっているのに、部下には進めるように説明する。板挟みのつらさは、ここにあると思います。

板挟みのとき、私がやった3つのこと

① 部下の前では、本音を言わずに説明した

本音を言いたい気持ちはありました。それでも、部下の前では言わずに、進めるように説明しました。課長という立場で「無理だ」と本音を言うと、影響が大きいからです。

部下は、黙って聞いていました。どう思っていたのかは、分かりません。

② 思っていることは、部長に伝えた

部下の前では言わなかったことも、部長には伝えました。ただ、返ってきたのは「上層部の考えがある」という答えでした。

あとから分かったのは、上層部には「きっかけを作る」という狙いがあったようだ、ということです。現場から見て無駄に見えることにも、上には別の狙いがあることがあります。

上の決定は、課長が一言伝えただけでは変わらないこともあります。

③ 家で話した

職場で言えないことは、家で話しました。職場の外に、話せる場所を持っておくことも大事だと思います。

板挟みは、課長になる前からありました

私が板挟みを経験したのは、課長になってからだけではありません。営業をしていたころは、顧客と現場の間に立っていました。顧客の強い要望を現場に頼むのは本当に大変で、逃げたくなりましたし、夢にまで出てきました。そのころの話は、生産管理はきつい?顧客と現場の間に立った課長の本音に書いています。

変えられることと、変えられないことを分ける

私は「原因自分論」という考え方を大事にしています。他人は変えられません。自分が変えられることと、変えられないことを分けて考え、変えられることに集中する考え方です。

板挟みでいえば、上の決定は自分では変えられないこともあります。それでも、部長に何を伝えるか、部下にどう説明するかは、自分で選べます。考え方は原因自分論とは?人のせいにしていた現場課長が変わった話に書いています。

板挟みで悩んでいる中間管理職の方へ

板挟みは、中間管理職なら誰でも通る道だと思います。だからこそ、一人で抱えないでください。決める側に思っていることを伝える。職場の外で話す。それだけでも、抱える重さは変わります。

それでも、管理職を続けるのがつらくなったときのことは、管理職を辞めたいと思ったら|向いてないと感じる40代・50代へに書いています。

まとめ

  • 私は、無駄で無理だと分かっている内容を、部下に進めるよう説明したことがある
  • 一番つらいのは、うまくいかないのが分かっていること
  • 部下の前では本音を言わず、思っていることは部長に伝え(上層部の考えがあると言われた)、家でも話した
  • あとから、上層部には「きっかけを作る」狙いがあったようだと分かった
  • 板挟みはなくせない。だから一人で抱えない。変えられることに集中する
転職を考えたら(今日が一番若い日)

転職するかどうかは別にして、転職活動はしておくのが私の考えです。外を知ったうえで残るのと、知らずに残るのとでは、意味がまったく違います。私もエージェントに登録してみて、いまの会社の給料が悪くないと分かりました。

  • いまの会社にいるうちに動く(面接をしていると、辞めてから来た人は焦っています)
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採用する側の課長として、もう少し詳しく書きました → 製造業の転職ガイド|採用する側の課長が本音で解説

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この記事を書いた人

現場・生産技術・法人営業・マネジメントを経験。
机上の空論ではなく「現場で役立つ知見」を発信。
・昇格したばかりの課長としての奮闘記
・現場改善・AI活用の実践例
・人間関係・キャリアの悩みへの具体的な解決策
・介護と仕事の両立経験からのリアルなヒント

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