原因自分論とは?人のせいにしていた現場課長が変わった話|他責思考の直し方

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「原因自分論」「他責思考 直し方」

そう検索して、ここに来られたのだと思います。

私は製造業で35年働いていて、いまは現場の課長です。先に正直に書いておきます。以前の私は、うまくいかないことがあると人のせいにしていました。

この記事では、そんな私が「原因自分論」という考え方に出会って、現場で何を変えたのかを書きます。考え方の説明より、工場の現場で実際にやっていることを中心にまとめました。

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原因自分論とは?私はこう理解しています

原因自分論は、起きたことの原因を、自分の側に置いて考える考え方です。

他人は変えられません。変えられるのは自分だけです。だから、「誰が悪いか」ではなく、「自分に変えられることは何か」を探します。

「自分を責めること」とは違います

ここは大事なので、先に書いておきます。原因自分論は、「全部自分が悪い」と落ち込むことではありません。理不尽なことまで我慢しろ、という意味でもありません。

私の場合、どうしても無理な相手とは距離を取ります。他人は変えられないので、自分が変えられることと、変えられないことを分けて考える。距離を取るのも、自分で選べる行動の1つです。

私が人のせいにしていたのは、こんなときでした

  • 不良が出たとき:「作業した人のせいだ」と思っていました
  • 会議で理解されなかったとき:「分かってくれない相手が悪い」と思っていました
  • 人間関係がうまくいかなかったとき:原因は相手にあると思っていました

でも、人のせいにしても、状況は何も変わりませんでした。

変わったきっかけは、人のせいにしている人を見たときです

きっかけは、ほかの人が人のせいにしているのを見たときです。「これじゃダメだ」と思った瞬間、自分も同じことをしていると気づきました。

ちょうど、お金や生き方を学ぶコミュニティ(リベシティ)で、「原因自分論」という考え方を知ったころでした。私が考え方を変えるきっかけになったのは、この動画です。

▶ 原因自分論で考える【人生論】(両学長 リベラルアーツ大学/YouTube)

現場で実践している原因自分論、4つ

① 不良は、人ではなく「仕組み」で防ぐ

以前は「不良は人のせい」でした。いまは、仕組みやシステム化で防ぐことを考えます。

たとえば、部品の間違いが起きたとき。部下を叱るのではなく、システムのプロにお願いして、部品を間違えたらアラームが鳴るようにシステムを改善しました。「気をつけろ」と言うより、間違えたらすぐ気づける仕組みにするほうが確実です。部下への向き合い方は、仕事ができない部下への対応|見切る前に確認すべき3タイプにも書きました。部下のミスが出たときに私がやっていることは、部下のミスは上司の責任?責任を問われた現場課長がやっている3つのことにまとめています。

② 部下に伝わらないのは、伝え方を工夫する

部下に伝わらないとき、いまは、伝わらないのは伝え方が良くないからと考えます。伝わるように工夫して、それを積み上げていきます。やる気がない部下に私がしていることは、部下のやる気がない|態度で分かる部下に、現場課長がしていることに書きました。

③ 取引先には「何に困っているのか」を聞く

取引先に対しても同じです。無理な要求に見えても、まず相手が何に困っているのかを聞く。それが一番重要だと考えて、話を聞くようにしていました。顧客と現場の間に立った話は、生産管理はきつい?顧客と現場の間に立った課長の本音に書いています。

④ 無理な人とは、距離を取る

他人は変えられません。どうしても無理な人とは距離を取り、自分が変わることでできることに集中します。変えられることと、変えられないことを分けて考えます。

変えてから、会議も人間関係も変わりました

原因自分論で考えるようになってから、会議でも話が伝わるようになりました。そして、社内でも社外でも、人とのトラブルが減りました。

仕事だけではありません。私はQC検定3級に一度落ちています。2回目は、「忙しい」のせいにするのをやめて、やると決めたらやる、と向き合い方を変えて合格しました。そのときの勉強法はQC検定3級の裏ワザは「捨てる」|一度落ちて受かった現場課長の勉強法に書いています。

相手を変えようとするのをやめて、自分が変えられることに手をつけた。変わったのは、それだけです。

他責思考を直したい人へ、私の経験から3つ

① 人のせいにしている人を見たら、自分を振り返る

私が気づいたのは、人のせいにしている人を見たときでした。他人の姿は、自分を映す鏡になります。「あの人、人のせいにしているな」と感じたら、自分にも同じところがないか振り返ってみてください。

② 「誰のせいか」ではなく「何を変えれば防げるか」で考える

不良でも、会議でも、人間関係でも同じです。「誰が悪いか」を探すと、そこで止まります。「何を変えれば防げるか」を探すと、仕組み、伝え方、距離の取り方など、自分にできることが見えてきます。不良の原因を探るなぜなぜ分析の話は、なぜなぜ分析は意味ない?突き返す側が見ている3つの止まり方に書きました。

③ 自分を責めすぎない。我慢しすぎない

原因自分論は、自分を責めるための考え方ではありません。どうしても無理な相手とは距離を取る。それでも苦しい環境なら、離れることも選べます。いざというときに選べる状態を作っておくことも、自分にできることの1つです。そのための考え方は、製造業の転職ガイド|採用する側の課長が本音で解説にまとめました。

まとめ

  • 原因自分論は、原因を自分の側に置き、自分が変えられることに集中する考え方。自分を責めることとは違う
  • 以前の私は、不良・会議・人間関係で人のせいにしていた。人のせいにしている人を見て、自分も同じだと気づいた
  • 現場では、不良は仕組みで防ぐ/伝わらないのは伝え方を工夫する/取引先の困りごとを聞く/無理な人とは距離を取る
  • 変えてから、会議で話が伝わるようになり、社内外の人とのトラブルが減った
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この記事を書いた人

現場・生産技術・法人営業・マネジメントを経験。
机上の空論ではなく「現場で役立つ知見」を発信。
・昇格したばかりの課長としての奮闘記
・現場改善・AI活用の実践例
・人間関係・キャリアの悩みへの具体的な解決策
・介護と仕事の両立経験からのリアルなヒント

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